さいたまYEG Blog

さいたまYEG 5つの提言案

今年度、さいたまYEGでは5つの提言案を作成し、親会であるさいたま商工会議所へ提出させて頂きました。
さいたま商工会議所は地域の商工業者の意見を集め、毎年さいたま市へ政策提言要望書の提出を行っています。
そこへさいたまYEGの提言案の採用を目指し活動を行っています

今年度の提言案は

1、更なる女性の社会進出を促すため、女性が働きやすい環境を整え、人手不足解消につなげる女性の就労機会の創出支援

女性のさらなる就労機会の創出に向け、結婚・出産等により退職した女性の再就職支援を引き続きお願いするとともに、女性が妊活や出産・育児をしながらも働きやすい環境整備に向け、シフトの柔軟性や男性の育児休暇の取得率向上、待遇格差の改善、オンラインを活用した在宅ワークの拡大、学童を含めた保育施設の開設に関する助成制度や支援策の拡充に関する提言案を作成し、より良い環境整備の実現を目指しました。

2、地域の経済活動の新たな担い手となる子どもを育てる職業体験制度への参画及び新たな制度の創設

未来のさいたま市の経済活動を支える経済人を育てるべく、さいたま市が取り組む各種の職業体験制度に参画、またはその制度を創設することで、子どもたちが様々な種類の職業を体験し,中小企業の経営者の視点を学ぶことで、子どもたちに将来の夢や職業について考える機会を提供するとともに、後継者候補や未来のさいたま市の経済活動を支える経済人を育成し、各会員の事業の社会的意義を再確認する機会ともなることを目指しました。

3、「まるまるひがしにほん」をハブとした、主に新幹線で繋がる各地域との産業・文化交流事業による、更なる東日本連携の強化

3)「東日本連携センター」を活用した広域ビジネスマッチングの強化及び「にぎわい交流館いわつき」の安定的な運営

東日本連携センター「まるまるひがしにほん」は、東日本の「ヒト・モノ・情報」が集まる、地域創生ビジネスの一大情報発信拠点としての役割を期待されている。そこで日本全国にネットワークを有する商工会議所青年部が中心となり、広域的なビジネスマッチング・商談機会の創出、販路開拓、人材の交流等を積極的に実施し、地域経済の好循環化、更には地域創生構築の推進につながるよう、次年度以降も地域経済の発展のために安定的な運営経費、特にビジネスマッチングにおける予算確保をお願いいたしたい。
また、東部地区の観光振興・地域活性化という目的のもと、より一層の賑わいを創出するため「にぎわい交流館いわつき」運営経費について引き続き安定的な予算措置をお願いいたしたい。

4、地域活性化に向けた5Gを活用した魅力あるまちづくりの推進

大宮駅を中心とした一大商業エリアの今後の更なる活性化に向けては、中心市街地の回遊性を高めることが有効である。回遊性の向上は人々の移動を促し、都市の滞在時間を増加させ、消費活動をより活発化させることから、中心市街地の賑わいと消費の両面においても大きく寄与することが可能となる。
「大宮グランドセントラルステーションプラン2020」や「さいたま新都心将来ビジョン」では中心市街地内において、ウォーカブルな街づくりを推進しているが、中心市街地までのアクセスに関して、今後益々自動車の流入台数増加が予想されるため、まずは中心市街地周辺の駐車場整備を優先する必要がある。
自家用車を中心部の手前エリアの駐車場に誘導することで、中心市街地への自動車交通の過度の集中を避け、道路交通の分散・円滑化を図るために、公共交通機関の整備はもちろん、デジタル技術5Gを活用した、さいたま市主導による自動車交通マネジメント(駐車場のリアルタイム状況の表示等)や消費喚起を促す利用者に魅力あるサービス(クーポン発行等)を提供する機能(独自アプリ等)の開発をお願いいたしたい。

5、コロナ禍における特区を活用した、さいたま市の活性化につながるコロナ対策

コロナ禍において消費や生活に大きな変化が起きている中、事業者にも広く影響が出ています。
一歩進んだ独自のルール作りや、特区を活用した新たな制度の整備をしていただき、経済や地域の活性化に向けた施策の定立に向け、新たな生活様式の変化を市民が受け入れやすいよう告知方法の更なる工夫やコロナ禍においても子供の教育に格差が生じないようタブレット端末の普及、促進を一段と進めて頂くなど、これを好機としてデジタル化施策の一層の促進やソーシャルムードを低下させない様な提言案を目指しました。

今年度は3と4の提言案が親会に採用され、政策提言要望書の一部としてさいたま市へ提出される事となりました。
提言としては採用されなかった案も、行政との対話を通じ地域事業者としての意見は聞いて頂けたと感じています。

政策提言に向けた活動は幅広く交流が生まれ、さいたま市がどのようなまちづくりを進めているのかを、より一層知る事により理解を深める事は研鑽となり一生の財産になると思います。
地域や商工業活動の発展を考え、青年経済人として後押ししていけるような活動を、地域に根付いたYEGが行うことで、地域の様々な課題に寄与することが目指せます。
政策提言に向けた活動は内容によっては、どんな方がどんな立場からでも意見交換を行え、多種多様な業種の多くのメンバーが在籍するYEGの活動にピッタリです。


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